【簿記3級】3月15日学習:資金の賃貸借

簿記

📖学習時間:30分
📖累計時間:14時間30分
📖教材:CPAラーニング無料講座、いちばんわかる簿記3級の教科書
📒パソコン:講義を聴きながらパソコンでメモ

学習した内容を個人的に記録しています。
間違えている可能性がありますのでご容赦ください。

📌資金の貸付・借入

・利息の受払い

✅概要
利息は資金のレンタル料にあたり、借入側が貸付側に支払う。
支払のタイミングは借入時、返済時、借入期間途中と様々

✅会計処理
〈貸付側〉
勘定科目として「受取利息」勘定を使用。

〈仕訳〉
(借)現金/(貸)受取利息
※「現金」資産の増加と、「受取利息」収益の増加となる

〈借入側〉
勘定科目として「支払利息」勘定を使用。

〈仕訳〉
(借)支払利息/(貸)現金
※「支払利息」費用の増加と、「現金」資産の減少となる。

☆注意☆
資産ついては、現金で支払った場合は現金となるが、そのほかに普通預金、当座預金と支払の内容により勘定が変化するので、よく問題文を見ること。

【補足】
利息の金額について、こちらは「元金×年利率」となる。

📌役員に対する貸付金

✅概要
会社は自社の役員や従業員に対して資金を貸し付けたり、自社が役員から資金を借り入れたりすることがある。
※ただし、このケースはほとんどないそうで、試験にはほとんどでない。

✅会計処理
勘定項目として「役員貸付金」「従業員貸付金」「役員借入金」の勘定科目を使う。

📌約束手形による資金の貸し付け・借り入れ

✅概要
資金の貸し借りを行う場合、借用証書を作成して行います。
借用書の作成には手間が生じるため、約束手形を使用する方法がある。
約束手形は支払期日が書かれているため、借用書代わりになる。

✅会計処理
勘定科目として「手形貸付金」「手形借入金」を使う。

📝まとめ📝

📌 資金の貸付・借入
利息の支払い・受け取り

  • 利息=資金のレンタル料(借入側が貸付側に支払う)
  • 支払のタイミングは 借入時・返済時・借入期間途中 など

📌 会計処理
貸付側(利息を受け取る側)
(借)現金 / (貸)受取利息(収益)

借入側(利息を支払う側)
(借)支払利息(費用) / (貸)現金

注意点

  • 利息計算は「元金×年利率」で求める
  • 現金以外に 普通預金・当座預金 で支払う場合もあるので、問題文をよく確認する

📌 役員・従業員への貸付金
会社が役員・従業員に資金を貸すケース

  • あまり出題されないが、会計処理を理解しておく
  • 勘定科目:「役員貸付金」「従業員貸付金」「役員借入金」

📌 約束手形を使った資金の貸付・借入
借用証書の代わりに約束手形を使う方法

  • 支払期日が決まっているため、手形が借用書の役割を果たす

📌 会計処理
貸付側(手形を受け取る)
(借)手形貸付金(資産) / (貸)現金

借入側(手形を発行する)
(借)現金 / (貸)手形借入金(負債)


本日の学習では、「資金の貸し借り」に関する処理を学習しました。
利息の処理や、約束手形を利用した資金調達など、実務でも出てくる知識なので、仕訳のポイントをしっかり押さえておくことが重要です。

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