目次
📖 学習時間:1時間
📖 累計時間:20時間30分
📖 使用教材: 『いちばんわかる簿記3級の問題集』、パソコンメモ
CPAラーニングの講義を 「11章1. 決算整理(振替仕訳)」 まで受講したため、復習を兼ねて問題集に取り組みました。
今回は 第4章 の内容を振り返りながら解答をまとめています。
※ 本記事では 問題文を記載せず に、解答のみ を記載しています。
※ 個人的な学習記録のため、ご了承ください。
📝 第4章|簿記3級 問題集の解答まとめ
🔹 4-1 掛け取引
- (1)〇(借)売掛金 8,500 /(貸)売上 8,500
- (2)〇(借)現金 8,500 /(貸)売掛金 8,500
- (3)〇(借)仕入 4,980 /(貸)買掛金 4,980
- (4)〇(借)買掛金 4,980 /(貸)当座預金 4,980
🔹 4-2 掛け取引②
- (1)〇(借)現金 2,500 /(貸)売上 10,000
売掛金 7,500 - (2)〇(借)仕入 4,000 /(貸)当座預金 1,200
買掛金 2,800
🔹 4-3 手付金
- (1)〇(借)当座預金 5,000 /(貸)前受金 5,000
- (2)✕ (借)前受金 5,000 /(貸)売掛金 5,000
➡ 修正:(借)前受金 5,000 /(貸)売上 19,000、売掛金 14,000- 理由:商品引渡し時点で「売上」として計上する必要がある。
🔹 4-4 返品
- (1)〇(借)売掛金 30,000 /(貸)売上 30,000
- (2)〇(借)売上 1,400 /(貸)売掛金 1,400
- (3)〇(借)仕入 10,000 /(貸)買掛金 10,000
- (4)〇(借)買掛金 2,300 /(貸)仕入 2,300
✅ ポイント:
✔ 売上返品の場合、売上を減少させる仕訳を行う
✔ 仕入返品の場合、仕入を減少させる仕訳を行う
✔ 純売上高(売上-売上返品)、純仕入高(仕入-仕入返品)の計算を意識する
🔹 4-5 商品売買に伴う諸経費(当社負担)
- (1)〇(借)売掛金 10,000 /(貸)売上 10,000
発送費 250 /(貸)現金 250 - (2)✕ (借)仕入 8,000 /(貸)買掛金 8,000
発送費 200 /(貸)現金 200
➡ 修正:(借)仕入 8,200 /(貸)買掛金 8,000、現金 200
✅ ポイント:
✔ 販売時の発送費は「売上諸掛」として処理
✔ 仕入時の発送費は「仕入諸掛」として、仕入に含める
🔹 4-6 商品販売に伴う諸経費(先方負担)
- (1)✕ (借)売掛金 5,300 /(貸)売上 5,000、発送費 300
➡ 修正:(借)売掛金 5,300 /(貸)売上 5,300
発送費 300 /(貸)現金 300 - (2)✕ (借)仕入 3,900 /(貸)買掛金 3,900
➡ 修正:(借)仕入 4,000 /(貸)買掛金 3,900、現金 100
✅ ポイント:
✔ 諸掛が先方負担の場合、売上に含める
✔ 発送費は費用なので、本来貸方にこない(修正仕訳の場合を除く)
✔ 立替払い分は現金勘定を調整する
🔹 4-7 商品券
- (1)〇(借)受取商品券 90,000 /(貸)売上 88,000、現金 2,000
- (2)〇(借)当座預金 90,000 /(貸)受取商品券 90,000
✅ ポイント:
✔ 商品券を受け取った時点では「受取商品券」勘定を使用
✔ 銀行に預け入れた時点で「当座預金」に振り替え
🔹 4-8 クレジット売掛金
- (1)〇(借)クレジット売掛金 19,600 /(貸)売上 20,000
支払手数料 400 - (2)〇(借)当座預金 19,600 /(貸)クレジット売掛金 19,600
✅ ポイント:
✔ クレジット手数料は「支払手数料」として処理する
✔ 売上は通常の売掛金と同様に計上する
🔹 4-9 約束手形
- (1)〇(借)仕入 8,500 /(貸)支払手形 8,500
- (2)〇(借)支払手形 8,500 /(貸)当座預金 8,500
- (3)〇(借)受取手形 12,400 /(貸)売上 12,400
- (4)〇(借)当座預金 12,400 /(貸)受取手形 12,400
✅ ポイント:
✔ 手形を発行した場合「支払手形」勘定を使用
✔ 手形を受け取った場合「受取手形」勘定を使用
🔹 4-10 約束手形②
- (1)(借)仕入 11,200 /(貸)買掛金 11,200 〇
- (2)(借)買掛金 11,200 /(貸)支払手形 11,200 〇
✅ ポイント:
✔ 買掛金を約束手形で支払う場合、買掛金を減少させ「支払手形」に振り替える
✔ 通常の仕入と買掛金の流れを理解することが重要
🔹 4-11 電子記録による債権・債務
➀ A社(電子記録債務)
- (1)〇(借)買掛金 120,000 /(貸)電子記録債務 120,000
- (2)〇(借)電子記録債務 120,000 /(貸)当座預金 120,000
② B社(電子記録債権)
- (1)〇(借)電子記録債権 120,000 /(貸)売掛金 120,000
- (2)〇(借)当座預金 120,000 /(貸)電子記録債権 120,000
✅ ポイント:
✔ 電子記録債務=支払う義務(負債)
✔ 電子記録債権=回収する権利(資産)
✔ 従来の買掛金・売掛金と考え方は同じだが、電子化されている点が異なる
🔹 4-12 貸倒れ
- (1)〇(借)貸倒損失 2,900 /(貸)売掛金 2,900
- (2)〇(借)現金 3,800 /(貸)償却債権取立益 3,800
✅ ポイント:
✔ 貸倒れた場合は「貸倒損失」勘定を使用(費用)
✔ 回収できた場合は「償却債権取立益」勘定を使用(収益)
📌 まとめ|今回の学習ポイント
✅ 勘定科目の「定位置」をしっかり覚える(資産・負債・資本・費用・収益)
✅ 売上諸掛りと仕入諸掛りの違いを理解する
✅ 仕訳ミスを防ぐため、問題文の細かい条件を見逃さない
✅ 返品処理は「売上返品」と「仕入返品」で勘定科目が変わる
✅ 発送費の処理は「当社負担」か「先方負担」かで異なる
✅ クレジット売掛金の手数料処理に注意
✅ 手形は「支払手形」と「受取手形」を正しく使い分ける
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