📖学習時間:1時間30分
📖累計時間:(12時間30分)
📖教材:CPAラーニング無料講座、いちばんわかる簿記3級の教科書、問題集。
📒パソコン:講義を聴きながら重要なことをパソコンでメモ(わかりやすくまとめる)
個人の学習の記録としております。
間違えている可能性が十分にあります。(間違えていたら正しく教えていただけるとありがたいです。)
📌➀現金とは
✅通貨
✅通貨代用証券
上記に2種類が含まれる
✅通貨代用証券
金融機関に持っていくとその場ですぐに換金してもらえる証券のこと
他人振出の小切手、送金小切手、郵便為替証書が含まれる。
☆郵便為替証書とは☆
郵便為替証書は郵便局で換金ができるもの
⚠注意⚠
郵便為替証書には小切手とは記載されていない
✅仕訳
得意先に商品を販売し、代金は得意先振り出しの小切手で受け取った。
この場合の仕訳は
(借)現金/(貸)売上
得意先から売掛金の回収として郵便為替証書を受け取った。
この場合の仕訳は
(借)現金/(貸)売掛金
問題文をよく読んで仕訳すること!
小切手、郵便為替証書どちらも勘定科目はなく受け取る場合は「現金」となる。
※回収するのは現金のため。
当社振り出しとなった場合は、「当座預金」の勘定科目になる。
📌②現金過不足
✅現金過不足
✅現金過不足は仮勘定となり、簿記の5要素のいずれにも属さない勘定
・概要
現金に過不足が生じた場合に使う科目
※主に飲食店や物販販売店などで使われる
✅会計処理
・現金過不足が発生したとき
帳簿残高と実際有高の差異。
本来であれば帳簿残高と実際有高は一致するが、現金過不足が発生すると差異が生じる
例;帳簿残高100円、実際有高90円。この場合は現金過不足として10円になる
現金過不足がは発生した時は、「現金」勘定の残高を実際有高になるように修正が必要。
仕訳
(借)現金過不足10/(貸)現金10
過不足が生じた場合は、現金の相手勘定として「現金過不足」勘定(仮勘定)を使用する。
☆ポイント☆
・現金過不足勘定
ズレの原因が判明するためまでの間、とりあえず計上しておく勘定。
そのため「仮勘定」として使用される。
簿記の5要素のいずれも該当しないため、財務諸表上の定位置もなく、仕訳は相手勘定となる。
✅現金過不足の原因が判明したら
現任が判明したら正しい勘定科目に計上して「現金過不足」勘定を減少する
例えば、上記の現金過不足の原因が販売促進費と判明した場合、
仕訳
(借)販売促進費10/(貸)現金過不足10
と現金過不足勘定を減らす仕訳をすればOK
📌➂預金
小切手受け取ったのに、現金プラスにしないケース
✅小切手の応用的な取引➀
相手先から小切手を受けとり、ただちに換金し当座預金に入金することがある。
この場合は、当座預金に直接入金されたことと同様となるため、この場合は「当座預金」勘定が増える
☆ポイント☆
今までの小切手での取引は、換金⇒「現金」が増えるだったが、
直接、当座預金へ入金とあった場合は当座預金勘定を使う。
よく問題文を読んで理解し、対応する必要がある。
✅小切手の応用的な取引②
小切手を受け取った側は、すぐに換金をせずにその小切手を誰かに譲渡することができる。
そのため、小切手を振り出したからといってすぐに換金されるわけではない。
最終的に、当社が振り出した小切手が換金されないまま当社に戻ってくるケースがある。
振出人が当社である場合の小切手を「自己振出小切手」という。
自己振出小切手は「当座預金から引き出されなかった」ことを意味する。
〈仕訳〉
➀小切手を振り出した時
(借)●●● 〇円/(貸)当座預金 〇円
となるが
②自己振出小切手を受け取った時
(借)当座預金 〇円/(貸)●●● 〇円
✅会計処理
自己振出小切手を受け取った場合は、「当座預金」勘定の増加
➀小切手振出時
当座預金勘定が減少する
②自己振出小切手の受取時
換金されないまま戻ってきたため、振出した時に減少させた金額を取り消す必要がある
そのため、「当座預金」勘定が増加する
⚠注意⚠
振出人が「当社」なのか「他社」なのかで変わるため、問題文をよく読むこと。
※得意先振出の小切手を受け取った、当社振出の小切手を受け取った
📌④預金に関するその他論点
✅当座借越
・概要
当座繰越とは、マイナスの当座預金のことをいう。
決済専用の口座である当座預金は日々の多くの入出金があるため、もし出勤が連続した場合、
当座預金の残高がなくなり、決済ができなくなる可能性がある。
会社は銀行と当座借越契約を結ぶことがあり、これは当座預金をマイナス残高にできる契約で
当座借越契約を結ぶことにより、残高不足であっても代金決済が可能になる。
※簡単に言うと、銀行が当社の代わりに立て替え払いしてくれること。
ただし、これは銀行からの借り入れを意味し、銀行に借金をするということになる。
〈仕訳〉
当座借越の場合、「当座預金」勘定は貸方残高(マイナス残高)になる
✅当座預金以外の預金
「普通預金」勘定、「定期預金」勘定とあるが、意味は「当座預金」勘定と変わらず、
勘定科目が違うだけ。
問題文の中で、普通預金で、当座預金と出てくる場合があるので問題文をよく読むこと
〈例〉
X銀行の普通預金口座とJ銀行の当座預金口座にそれぞれ〇〇円を預け入れる。
とあった場合は、それぞれの仕訳を行う必要がある。
(借)X銀行-普通預金〇〇/(貸)現金〇〇
(借)J銀行-当座預金〇〇/
となる
📌➄小口現金
✅概要
旅費交通費や消耗品費など少額の取引が日々多く発生する。
経理部からすると、取引の都度、生産して仕訳をしなければならなくなり手間がかかる。
その手間を省くため、「小口現金制度」を採用することがある。
前もって担当者にお金を前渡ししておき、1週間(期間は変わる)に一回清算をして、
仕訳を行う。
✅会計処理
「小口現金」勘定を使用する
例えば、経理は用度係にで小口現金を渡したとあった場合
〈仕訳〉
(借)小口現金〇〇/(貸)現金〇〇
となる。(小口現金が増加して、現金が減少)
・支払の報告を受けた場合
例えば、食材の仕入をの支払をしたと報告があった場合
(借)仕入〇〇/(貸)小口現金〇〇
となる
・小口現金の補充を行った場合
上記の報告を受けて、支払額と同等の金額を普通預金から支払った
(借)小口現金〇〇/(貸)普通預金〇〇
となる
📝まとめ📝
✅現金:通貨と通貨代用証券を含む。
✅現金過不足:仮勘定として使用し、原因判明後に適切な勘定に振り替え。
✅預金:当座預金や普通預金があり、小切手の扱いに注意。
✅当座借越:銀行からの立替払いであり、借入金の性質を持つ。
✅小口現金:少額取引の管理のための勘定。
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