【簿記3級】3月14日学習:固定資産に関連した取引

簿記

📖学習時間:1時間30分
📖累計時間:(14時間00分)
📖教材:CPAラーニング無料講座、いちばんわかる簿記3級の教科書、問題集。
📒パソコン:講義を聴きながら重要なことをパソコンでメモ(わかりやすくまとめる)

学習した内容を個人的に書き出しております。
間違えている可能性が十分にあります。(間違えていたら正しく教えていただけるとありがたいです。)

📌➀固定資産の賃貸借

✅概要
建物や土地の契約をむすぶことがある。
借主、貸主と借主は支払側、貸主は受け取る側となる。

✅会計処理
家賃を支払った場合は費用の発生、受け取った場合は収益の発生となる。
・勘定科目
建物:「支払家賃」「受取家賃」
土地:「支払地代」「受取地代」

〈仕訳〉
(借)支払家賃/(貸)現金
(借)支払地代/

(借)現金/(貸)受取家賃
     /(貸)受取地代

※今まで学んだ内容から勘定科目が変わるだけで、考え方は変わらない

➁敷金や仲介手数料
✅概要
借主は貸主に対して敷金を支払い、不動産会社に仲介手数料を支払う
敷金:保証金として預けておくもの、解約する際に原則借主に戻る
仲介手数料:変換されない

✅会計処理
「差入保証金」勘定(資産)の増加処理をする
仲介手数料の場合「支払手数料」勘定(費用)となる。
〈仕訳〉
(借)差入保証金/(貸)現金
(借)支払手数料/
(借)支払家賃 /
※差入保証金は資産のため、解約後戻ってくる。
〈仕訳〉
(借)現金/(貸)差入保証金

📌➁固定資産の取得と売却

✅概要
固定資産の購入にあたり、購入代価のほかに固定資産が使用可能となるまでの支出が生じることがある。
これを「不随費用」という。

✅会計処理
建物などの固定資産を取得した時には、取得原価で増加される
取得原価は購入代金+不随費用になる。
〈仕訳〉
備品購入にあたり運送費を合わせた代金を現金で支払った。
通常の仕訳では
(借)備品〇〇/(貸)現金
   発送費〇〇/
と運送費と備品とそれぞれとなるが、購入代金+不随費用となり
(借)備品〇〇/(貸)現金
と一つにまとまる。
※仕入諸掛りと同じ考え方。

➁固定資産の売却
✅概要
購入した固定資産が不要になったら売却します。

✅会計処理
売却した場合、勘定が減少するため取得原価により減少させます。
受け取った対価の分だけ資産が増加するので、「現金」勘定などの増加として処理する。
固定資産の減少した金額と、売却時の増加し現金勘定の差額を処理する。

条件として
・取得原価より高い金額で売れた場合
⇒「固定資産売却益」勘定(収益)となる
〈仕訳〉
(借)現金/(貸)土地
(貸)固定資産売却益

・取得原価より低い金額で売れた場合
⇒「固定資産売却損」勘定(費用)となる
〈仕訳〉
     (借)現金/(貸)土地
(借)固定資産売却損/
となる

➂固定資産の売却を後払いで行った場合
✅概要
固定資産の売却代金を後払いにすることがある

✅会計処理
売却代金を後払いにした場合、売却側は「代金の回収の権利」、購入側は「代金を支払う義務」が生じる。
この考えは売掛金、買掛金と同様の考えになるが、固定資産の場合は「未収入金」「未払金」の勘定科目を使用する。
〈仕訳〉
(借)未収入金/(貸)土地
       /   固定資産売却益
※上記の仕訳は取得原価より高く売れた場合。
※未収入金は権利となるため、資産となる。

未収入金を回収した場合の仕訳
(借)現金/(貸)未収入金
※現金(資産)が増え、未収入金(資産)が減少する仕訳となる。

📌➂固定資産の修理

✅概要
固定資産において、修繕と改善をすることがある
修繕においては、壊れたものを原状回復をする意味(機器が壊れた、窓ガラスが壊れた)
改良においては、現在のものからより良い状態にする意味(外階段を設置したなど)
それぞれ、収益的支出(修繕)、資本的資質(改良)と呼ぶ。

✅会計処理
収益的支出(修繕):費用の発生
資本的支出(改良):資産の増加
〈仕訳〉
問題文をよく読んでどの勘定を使うかをよく考えること。
建物の修繕を行ったが、うち〇〇円は資本的支出に該当すると判断したとあった場合。
(借)建物〇〇/(貸)現金〇〇
  修繕費〇〇/
のようになる。

📝まとめ📝


📌 固定資産の賃貸借
家賃や地代の会計処理

  • 支払時 →「支払家賃」「支払地代」(費用)
  • 受取時 →「受取家賃」「受取地代」(収益)

敷金や仲介手数料

  • 敷金 →「差入保証金」(資産)→ 解約後に返還される
  • 仲介手数料 →「支払手数料」(費用)→ 返還されない

📌 固定資産の取得と売却
固定資産の取得

  • 取得原価=購入代価+不随費用
  • 購入費用と諸経費は「備品」などにまとめて計上

固定資産の売却

  • 取得原価より高い売却額 →「固定資産売却益」(収益)
  • 取得原価より低い売却額 →「固定資産売却損」(費用)
  • 後払いの場合 →「未収入金」(資産)を使用

📌 固定資産の修理
収益的支出(修繕) →「修繕費」(費用)
資本的支出(改良) →「建物」など(資産)

問題文の「原状回復」か「改善」かをしっかり見極める

次はCPAラーニングの第7章にチャレンジ。

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