【簿記3級】独学奮闘記22 初受験レポート|39点で不合格。でも希望が見えた話

簿記

📖勉強時間:27時間
📖受験科目:日商簿記検定3級
📖受験結果:39点


初めての簿記3級試験。結果は39点、しかし…

2025年春、私は初めて日商簿記検定3級に挑戦しました。

結果は【39点】。
正直、合格ラインには遠く及ばず、胸を張って語れる結果ではありません。

けれどもこの結果を通して、自分の現状を客観的に分析できたこと、そして次に向けて具体的な改善ポイントが明確になったことは、何よりも大きな収穫だったと思います。

今回は、そのリアルな受験体験と今後の学習方針を記録しておきたいと思います。


配点別分析|仕訳は高得点、決算整理が致命傷に

試験後に配布された得点内訳を見ると、次のような配点でした。

  • 仕訳問題:35点
  • 補助簿問題:2点
  • 決算整理問題:2点

つまり、仕訳問題だけはほぼ完答できたのです。

これは30時間に満たない独学勉強の中で、ひたすら仕訳だけを中心に繰り返し練習してきた成果だと思います。
一方で、補助簿や決算整理といった「応用力」を問われる問題に関しては、ほとんど対策できていなかったため、全く歯が立たなかったのが現実です。


振り返り|なぜ補助簿と決算整理ができなかったのか

今回の大きな敗因は明らかに、「学習範囲の偏り」でした。

  • 仕訳問題だけを繰り返して満足してしまった
  • 決算整理や補助簿といった“本試験独特の問題形式”への対策を後回しにしてしまった
  • 問題演習の量が絶対的に足りなかった

テキスト理解と仕訳練習だけでは、合格には届かないことを痛感しました。

特に決算整理問題は、いわば簿記の集大成。
各勘定科目の意味や、財務諸表(貸借対照表・損益計算書)とのつながりを意識した総合的な理解が必要であり、単なる仕訳の暗記では太刀打ちできない問題です。


ポジティブな発見も|仕訳35点の自信

しかし一方で、仕訳問題で35点を取れたことは大きな自信にもなりました。

簿記3級では仕訳が試験の根幹をなしているため、仕訳ができれば合格への土台はできています。
この基礎があるからこそ、次の対策(補助簿、決算整理)に集中して取り組めば、合格は十分に狙えると確信できました。

「30時間未満の勉強時間でも、仕訳はここまでできるようになる」
この手応えは、独学で簿記3級に挑戦するすべての人にとっても励みになるはずです。


今後の学習方針|補助簿・決算整理を徹底強化

次回試験に向けての具体的な方針は、以下の通りです。

  1. 補助簿の仕組みを完全に理解する
    (現金出納帳、売掛金元帳、買掛金元帳、商品有高帳、など)
  2. 決算整理仕訳を重点的に練習する
    (貸倒引当金、減価償却、経過勘定、売上原価計算など)
  3. 総合問題を最低10回以上解く
    (試験形式に慣れ、時間配分と問題処理能力を養う)
  4. 財務諸表(貸借対照表・損益計算書)の作成手順を身につける
    (「勘定科目→財務諸表への流れ」を理解する)

また、次回は過去問演習も積極的に取り入れ、実戦感覚を養っていきたいと考えています。


まとめ|恥ずかしい結果でも、一歩前進

結果こそ39点と悔しいものでしたが、仕訳力の土台はできました。
そして、どこが弱いかを正確に把握できた今、やるべきことは明確です。

  • 補助簿対策をする
  • 決算整理の理解を深める
  • 問題演習を重ねる

この3つを重点的に取り組み、次回は必ず合格を勝ち取りたいと思います。

簿記3級は社会人にとっても非常に役立つ資格です。
コツコツと、でも確実に前進していきましょう!

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